加納由将

  • 加納由将 さんがフォーラム「加納由将」の「か行の会員」というトピックに返信しました。 4年 7か月前

     遠い昔
    急に
    会いたくなったから
    アルバム
    開く
    毎日
    遊びに来てた頃
    ずっと続くと思ってた頃
    笑っている自分がいる
    不自由なんて感じず
    自分の世界が狭く感じたこともなく
    当たり前に感じて
    幸せだった頃
    君は一人で血を流していたんだね
    わかってやれなかった
    学校からおばあちゃんのところに帰っていたっけ
    ご両親は共働きで
    二人で何をするわけでもなく
    すっと手を重ねていたような
    会いたいよ
    声は届くけれど
    会いたいよ
    話なんてしなくていいから
    君はそっと
    口笛を吹いていたっけ

  • 加納由将 さんがフォーラム「加納由将」の「か行の会員」というトピックに返信しました。 4年 7か月前

     すれ違い

    大きく
    息を吐く
    あずまやに座り
    考えてみる
    ブランコが
    揺れている
    自分の年齢も
    忘れてしまった
    これから
    どうしよう
    疲れている
    ことに
    気が付く
    一回
    見に行くか

    遊んだ
    河原で自分に出会う
    恥ずかしそうに
    頭を下げる
    こちらも頭を下げる
    本当に自分だったのかと
    想い
    朝日に気付く

  • 加納由将 さんと 浜田千秋 さんが友達になりました 4年 8か月前

  • 加納由将 さんがフォーラム「加納由将」の「か行の会員」というトピックに返信しました。 4年 8か月前

     生きる
    死ねば
    みな同じ

    ではなくて

    本が残る
    絵が残る
    彫刻が残る
    写真が残り
    声すらも残る

    誰にでも
    そこに
    意思があれば

    残っていれば
    誰かの目に触れ
    読まれ
    聴かれ
    触られする

    そして
    生き続ける
    ヤドリギのように
    その人の体内で

  • 加納由将 さんがフォーラム「加納由将」の「か行の会員」というトピックに返信しました。 4年 8か月前

     森の病室
    腹痛を感じて
    目を覚ますと
    天井に
    梟の影
    声は
    遠い
    首を傾けると
    痩せた梟が
    寝ている
    呼吸のたびに
    胸の
    羽が揺れている
    腕からの管は
    幹と繋がり
    梟とも
    繋がっていて
    体内を森で
    満たしていく
    羽ばたく音が
    聞こえ
    影は消えた

  • 加納由将 さんがフォーラム「加納由将」の「か行の会員」というトピックに返信しました。 4年 8か月前

     赤い記憶
    記憶を
    なくしていた
    元から
    なかったのかもしれない
    どこにも行かないままで
    座っている
    言葉が
    素通り
    ベッドの上で
    頭は空っぽ
    どこにも行けず
    血流を
    眺める
    遠くから
    旅人の声
    記憶を
    探し続ける

  • 加納由将 さんがフォーラム「加納由将」の「か行の会員」というトピックに返信しました。 4年 8か月前

     暗流天破
    その詩人は
    闘気が
    半端なく
    強かった

    読者の
    磁場を
    なくし
    空中に
    浮遊させる

    地面がどこか
    分からなくなる
    遠い
    海に放り込まれる

    突然
    息苦しくなって
    本から
    顔を
    あげると
    大きく
    息を吐く

  • 加納由将 さんがフォーラム「加納由将」の「か行の会員」というトピックに返信しました。 4年 8か月前

     あなたへ
    僕は
    歌い始めた
    動かない
    体から
    発する声は
    はじめ
    ただの叫び声だったかもしれないけれど
    そこに
    音符が
    まとわりついてきて
    風のメロディー
    出来上がる

    聞こえているかい

    勇気が
    いるんだぜ
    声を上げるって

    でも
    僕は
    歌い続けるよ

    あなたに届いて
    ほしいから
    今でも
    歌い続けている

  • 加納由将 さんがフォーラム「加納由将」の「か行の会員」というトピックに返信しました。 4年 11か月前

     再生
    夜が来る
    遠くから
    聞こえる声に
    足が進む
    行きつくのは
    墓場
    誰も来ない
    傾いた
    墓石には
    苔が張り付いている
    湿っぽい
    空気を吸っている
    一つの
    墓石
    光ってる
    前に女
    前に立つと
    突然
    地底に
    沈んでいく
    生まれ変わる

  • 加納由将 さんがフォーラム「加納由将」の「か行の会員」というトピックに返信しました。 4年 11か月前

     ある一日
    一日が
    過ぎていく
    言葉も
    見つからず
    無為な
    時間が流れていく
    窓を開けると
    雲が流れていくのが
    見えた
    どこに行くのだろう
    高い山をも
    超えていくのだろう
    歩けない自分を
    思い出す
    見えない
    縄が手足を
    縛り
    動けない体
    血液に輸液が
    流れ
    薄れていく
    視界

  • 加納由将 が新しい活動コメントを投稿しました 5年 5か月前

    作曲は友達です
    新しい歌のチームを作ったので
    チームのテーマソングに作りました
    歌うっていうのも気持ちよくって
    詩作と同時に続けていきたいです

  • 加納由将 さんがフォーラム「加納由将」の「か行の会員」というトピックに返信しました。 5年 5か月前

     顔
    祖母の顔を
    見に行く
    もう口数は少なく
    目はうつろ
    呼びかけると一瞬
    目を見開く

    部屋を出て
    誰も見ていない
    テレビのあるロビーに行く

    見覚えのある顔
    中学時代もっとも
    慕っていた恩師だった
    祖父のこともよく知っており
    孫のように

    「先生」
    声をかけると無表情でこちらを向くが
    無反応
    何も話さない
    卒業して二十五年
    先生の顔は少年の顔
    何にもけがされていない顔
    何も言えなくなってただ背中をさすっていた

  • 加納由将 が「すみくらまりこの書棚」グループに参加しました 5年 6か月前

  • 加納由将 さんがフォーラム「加納由将」の「か行の会員」というトピックに返信しました。 5年 7か月前

     膨らむ

    静かに
    広がる
    大地の向こう側で
    大きい
    叫びが聞こえる
    雨雲は
    光を
    飲み込んでいく
    立ちつくし
    何もできず
    見上げていると
    風が全身を覆い
    寸法を測り
    去っていく
    いつまでも
    こうしている

  • 加納由将 さんがフォーラム「浜田千秋」の「は行の会員」というトピックに返信しました。 5年 7か月前

    通りシリーズ面白いです
    京都ならではという感じです
    一冊作れるんじゃないですか
    楽しみにしています

  • 加納由将 が新しい活動コメントを投稿しました 5年 7か月前

    ありがとうございます
    これからどんどん活用させていただきます

  • 加納由将 さんが「か行の会員」フォーラムで「加納由将」というトピックを立てました。 5年 7か月前

    ジュンは

    どこに行ったのだろう        
    ジュンは
    入り口を入ると
    つながれたリードを
    いっぱいに伸ばして
    尾を振っている
    ジュンは
    近づくと
    後ろ足で立って
    手をつなごうと
    舌を出している
    ジュンは
    夕方餌をやろうと
    出て行っても
    出てこない
    リードを引っ張ると
    留め金だけが
    でてきた

    どこに行ったのだろう
    ジュンは
    しばらく入り口を開けておいたが
    朝になっても帰ってはこなかった
    どこに行ったのだろう
    ジュンは
    あれから何年たつのだろう

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